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« 社会主義と信仰 | トップページ | 質疑応答 その2 経済的平等とは何か »

2008年11月 6日 (木)

質疑応答 その1 カディー(手紡ぎ、手織りの衣類)の価値

 最初の質問は、国の経済におけるカディー(手紡ぎ、手織りの衣類)の位置づけに関してであった。カディーによって貧困の問題がどこまで解決できるだろうか。
 ガンジーは次のように述べた。インドのスワラージ(自治)、および貧しい人々を経済的に救っていくまさにその土台にカディーがある。運動の最初から、彼はカディーをいつもスワラージと関連付けてきた。我々がカディーをたくさん生産すればするほど、我々はスワラージに近づく。彼の計画において、肉体労働は不可欠の要素であった。そして、金持ちにとっても、肉体労働に従事することは貧しい人々と同じくらいに必要である。糸紡ぎは、とりわけ優れた肉体労働だ。それによって、貧しい人々でも自立した生活が可能になった。チャルカ(糸車)の象徴的意義を説明して、ガンジーは、チャルカとはアヒンサー(不殺生・非暴力)であると述べた。些細な論争に迷い込んでしまうのではなく、糸を紡ぎ、カディーを生産する仕事に集中しようではないか。これが、最も重要な建設的仕事である。
 もうひとつの質問は、家計の80%以上を食費が占め、衣類には12%しか使っていないことを考えると、カディーを生産することが、どうして貧しい人を助けることになるのかというものだった。
 カディーを通して、たとえ数アンナ(インド・パキスタン・ビルマの旧通貨単位: =1/16ルピー)であっても、人々の収入の足しになるのであれば、それはやる価値のあることだと、ガンジーは返答した。今のところインドに限定されているが、ガンジーは、カディーが全世界の福音となる日を夢見ていた。彼が思い描く最初の一歩は、カディーが4億(当時のインド人口)のインド人すべての心に届くことだった。
 次の質問は、紙の切れ端に英語で鉛筆書きされていたが、ガンジーはそれをわきにやった。この質問は判読できないと、ガンジーは言った。このようなやり方で質問をするとは、老人に対して暴力をはたらいていることになると、ガンジーはコメントした。
建設的労働者協議会での質疑応答 マドラスにて 1946年1月24日
ハリジャン 1946年3月31日

   The first question related to the place of khadi in the national economy and how far it would help to solve the poverty problem.
  Gandhiji said that khadi was the very foundation of Indian swaraj and economic uplift of the poor. He had always linked khadi with swaraj from the beginning. The more khadi we produced, the nearer we would be to swaraj. Manual labour was an essential factor in his programme, and it was as necessary for the rich also to do manual work. Spinning was manual labour par excellence. It enabled even poor people to lead independent lives. Explaining the symbolism of the charkha, Gandhiji said that it stood for ahimsa. Let them not get lost in minor controversies but concentrate on the work of spinning and production of khadi, the most important part of the constructive programme.
  Another question asked was how khadi production could be of help to the poor man when one considered that in the budget more than 80 per cent was spent on food and only 12 per cent on cloth.
  Gandhiji answered that if through khaddar they could add to the income of the people even a few annas, it would be worth while. He was looking forward to the day when khadi would become a universal gospel, though today it was confined to India.  The first step he envisaged was that khadi should touch all the 40 crores of Indian people.
  A question written in English and in pencil on an odd slip of paper was next put aside by Gandhiji with the remark that it was illegible and the questioner was doing violence to an old man to send the question in that way.

ANSWERS TO QUESTIONS AT CONSTRUCTIVE WORKERS’ CONFERENCE, MADRAS
January 24, 1946

The Hindu, 26-1-1946; also Harijan, 31-3-1946

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